スケジュール

ローテーション研修

 現代の若者は、豊かな時代に何不自由なく育ち、多様な価値観を持っています。自分に何が向くのか不確かなため、選択に悩む傾向にあります。また、上司からの一方的な押し付けや制約に対しては抵抗があるとも言われています。そこで、当院では自ら自分にあった正式配属場所を選択するための情報を提供します。実践の場で客観的な適正を判断することを目的とし、内科系、外科系、急性期、慢性期という異なる特徴を持つ病棟を二週間単位でローテーションし研修していただきます。

ファミリーメンタリングの目的と目標

 新人がより良く育つ環境と指導者が効果的に指導できる体制の中で、多様なものの見方、考え方のできる新人を育成します。

    【目標】
  • 新人を中心にした家族構成をつくり、家族体制で新人を育成します。
  • 家族というチームでかかわることにより、新人に対する指導者の拡充を図ります。
  • 指導者は、役割を個人で担うのではなく、家族の一員として関わることで負担を軽減し、精神的にゆとりを持って指導を行います。
  • 家族的な支援を受けることで、知識・技術だけでなく社会人としてのマナーを身につけ、組織人としての自覚が持てます。

家族構成とその役割


存在 役割 選考基準
指導者1
新人の姉
・新人のもっとも身近な存在です。
・看護の基本的な知識、技術指導を行います。
・社会人としての礼儀、接遇の指導を行います。
経験3〜5年
ほぼ正確な知識・技術を修得しており、基本的な知識・技術の指導ができる。
指導者2
新人の兄
・一歩離れた位置から新人を見守り指導します。
・新人と指導者1が良好な関係のもと、指導が計画的に進み目標達成できるよう目配り気配りを行います
経験5〜6年
正確な知識・技術に基づいて、物事を理論付けて指導できる(リーダーシップがとれる)。
指導者3
新人の父母
・新人から最も離れた位置で新人を見守り指導します。
・新人がよりよく育つよう、家族の構成員をマネジメントします。
・新人、指導者1・2が最後のより所とする人物であり、家族の中で最も信頼される存在です。
・父は社会人、組織人、看護師としてのモデルで、母は主にメンタルのケアを行います。
経験10年以上
公平な視点で客観的に物事を判断・指導ができ、マネジメント力がある指導者です。

指導体制

 厚生労働省のガイドラインでは、実施指導者の数は規定されていませんが、当院では、精神的にゆとりある体制で指導ができるように2名の実地指導者を配置しています。

集合研修(Off‐JT)

 前期(4月〜9月)は月平均2回、後期(10月〜3月)は月1回程度、臨床実践に必要な共通の知識を習得させることのほかに、臨床実践の緊張した環境から離れ、同期とともに過ごす時間をとっています。また、研修で学んだことを実践の場で活用していただくために、可能な限り教育担当者、実地指導者も参加します。